the charm of the area adjacent to the northern territories画像

北方領土隣接地域の魅力

根室市

朝日にいちばん近い街 ねむろ

太平洋とオホーツク海に面した根室市は、北方海域の豊かな水産資源を背景に、古くから北方漁業の基地として発展してきた水産都市で、北方領土返還要求運動原点の地です。
また、本土最東端の岬「納沙布岬」は、貝殻島や水晶島など北方領土を間近に見ることができるだけでなく、一番早く朝日と出会える場所です。納沙布岬から眺める一面に海のダイナミックで幻想的な景観を是非一度ご覧になってください。

花咲港の先端、花咲灯台下の断崖付近には、「根室車石」と呼ばれる奇岩があります。最大直径6メートルにも及ぶ形と大きさは世界的にも珍しく、国の天然記念物に指定されています。
また、かつて牧畜場であった跡地を利用して整備された自然豊かな「明治公園」内の芝生広場には、国の近代化産業遺産にも認定されている3基のレンガ造りのサイロがあり、訪れた皆様をお出迎えいたします。

根室市の写真 根室車石 明治公園
特産品

水産資源に恵まれた根室市では、他の地域に比べ、魚体が大きく身に脂がのっており、お刺身や炭火焼きで美味しく食べられる「さんま」や、他の蟹に比べ、弾力のあるプリッとした食感と濃厚な味がお楽しみいただける「花咲ガニ」が特産です。
海産物以外にも、バターライスの上にトンカツをのせ、デミグラスソースをかけたワンプレート洋食料理「エスカロップ」は、根室市内では知らない人はいないといわれるご当地メニューです。

根室市の特産品の写真1

さんま

根室市の特産品の写真2

エスカロップ

根室市の特産品の写真3

花咲ガニ

別海町

ここまで来たら、べつ・せ・かい

別海町は、「生乳生産量」と「牛の飼育頭数」で日本一を誇り、「北海シマエビ」や「ホタテ」等、海の幸にも恵まれた町です。日本最大の砂嘴(さし)で北海道遺産に登録されている「野付半島」に冬期間現れる「氷平線」はここでしか見ることができない正に「べつせかい」です。

知床半島と根室半島の中間に位置し、オホーツク海に腕を伸ばすようにして広がる野付半島。最果てを感じさせる「トドワラ」の風景をはじめとした手付かずの自然を体感できます。国後島とは16㎞しか離れておらず、間近に感じることができるのもポイントです。
また、冬期間に野付半島の内湾が結氷して現れる「氷平線」は、ここでしか見ることができない幻想的な風景。日本のウユニ塩湖とも呼ばれ、トリックアートも可能なフォトスポットとして人気です。

別海町の写真 野付半島
特産品

広大な草原と摩周湖の伏流水を源とする水で育った牛の生乳を原料として、アイスクリームやチーズ等様々な乳製品が加工されています。「べつかいのアイスクリーム屋さん」等としてブランド化され、今では珍しい三角パック牛乳も販売されています。
海産資源も豊富で、明治時代から変わらない伝統漁法を用いているため、エビ本来の味をしっかりと感じることができる「北海シマエビ」や、大きくて肉厚・濃厚な味わいが特徴で、刺身やバター焼き、フライ等、どの食べ方でも美味しい野付沖の「天然ホタテ」があります。

別海町の特産品の写真1

牛乳などの乳製品

別海町の特産品の写真2

ホタテ

別海町の特産品の写真3

北海シマエビ

中標津町

北海道らしさを実感!
空と緑の交流拠点

中標津町は、ひがし北海道の中核都市でありながら、その広大な大地と牧歌的な風景、緑の大地を割って伸びる長くまっすぐな道路をドライブすると「北海道らしさ」を実感できます。また、中標津空港は、道東の空の玄関口として観光やビジネスの拠点として利用されています。

開陽台は日本一の酪農地帯といわれる根釧原野より、知床連山武佐岳の裾野につながる、中標津の象徴とも言える標高270mの小高い丘陵です。展望台からは「地球が丸く見える330度の眺望」として「緑のじゅうたん」とも表現されるような牧草地帯が広がります。夜になると無数の星が散りばめられ、幻想的な風景が広がります。
また、市街地から車で30分、深い自然に囲まれた静かな佇まいの中にある温泉地「養老牛温泉(ようろうしおんせん)」は、無色透明の豊富な湯量を誇り、多くのファンの心をつかんでいます。都会から隔絶された非日常的な空間の中でこころゆくまで癒しの時間を堪能してください。

中標津町の写真 開陽台 養老牛温泉
特産品

中標津町の基幹産業は酪農業。豊かな自然の中で育った牛から搾られる牛乳は、日本でもトップクラスの品質です。フレッシュなミルクから作られるソフトクリームやジェラートなども絶品です。
また、中標津町の高品質な牛乳で作ったゴーダチーズは、とてもマイルドで親しみやすい味。ソーセージは天然の腸を使用した本格派で、フライシュケーゼはソーセージ用の肉を型に詰めてオーブンで焼き上げた逸品です。

中標津町の特産品の写真1

牛乳

中標津町の特産品の写真2

チーズ・ソーセージ

標津町

小さくてもキラリと光るまち 標津

標津町は、根室海峡沿岸部の中央、日本遺産「鮭の聖地の物語」の中心舞台で、鮭とともに歩んできたまち。根室海峡洋上わずか24㎞先に国後島を望むこができ、品質日本一を誇る漁業と根釧台地に広がる一大酪農郷です。

サケ科魚類展示種類数「日本一」

大漁の秋鮭の遡上が見られる標津川河口付近にある「標津サーモン科学館」では、サケ科魚類展示種類数では国内最多となる世界の仲間18種30種類以上を展示していて、生態から歴史、食文化まで、鮭のすべてが分かる鮭の水族館です。
また、標津川と忠類川の間には、古代遺跡と当時の景観が残された国指定史跡を含む「標津遺跡群」があります。その脇を流れる「ポー川」は、かつて遺跡を残した人々も、丸木舟を使って遺跡まで往来した、古代の道。ガイドと共にカヌーに乗り、古代人の道程を辿ることもできます。

標津町の写真 標津サーモン科学館
特産品

新鮮な秋鮭から採取した卵を、ひと粒ひと粒ほぐし、特製の醤油に漬け込んだ醤油いくらはもちろんのこと、上質ないくらだけを使用した塩いくらも風味豊かで最高の逸品です。
また、実は広大な酪農地帯を持つ標津町。標津町で生産された生乳の中でも、乳質、乳成分にこだわって厳選した生乳を風味やコクを損なわない温度でじっくり殺菌をした「しべつ牛乳」は、乳脂肪分3.8%で、香料・乳化剤、安定剤を使用しない、牛乳本来の風味とコクを味わえる一品です。なめらかな「しべつ牛乳アイス」も人気です。

標津町の特産品の写真1

いくら

標津町の特産品の写真2

乳製品

羅臼町

世界自然遺産 知床・羅臼町

羅臼町は、世界自然遺産知床に代表される世界有数の自然に囲まれた町です。
羅臼の観光の魅力は、なんといっても野生動物との遭遇。観光船に乗り、夏はクジラ・シャチ・イルカウォッチング、冬は流氷と野鳥観察を楽しむことができます。
また、自然が豊かな上に昔から漁業が盛んで、オホーツクの美味しい魚が一年中食べられます。

知床・羅臼に来たからには、ぜひ知床の海を満喫できる観光船に乗ってみましょう。間近に迫力あるクジラやシャチ、イルカを見ることができる夏のクルーズ、流氷をかき分けてトドやオオワシに出会える冬のクルーズ。どちらも知床・羅臼の海の魅力を十分に体験できる魅力満点のツアーです。知床岬クルーズでは、知床に暮らす野生のヒグマたちをつぶさに観察することもできます。

羅臼町の写真(ヒグマ)ヒグマ
羅臼町の写真(オオワシ)オオワシ
羅臼町の写真(シャチ)シャチ
特産品

羅臼昆布は、国産昆布のうち、わずか1%しか採れない希少な昆布です。知床の大自然が育み、職人の技によって熟成されることにより誕生します。最大の特徴は、幾重にもわたる丁寧な手仕事。20以上の手間を掛け、旨みたっぷりの『羅臼昆布』へと生まれ変わります。
厳冬期から春先にかけて行われる羅臼のウニ漁は、昔ながらの伝統ある手法を今も受け継いでいます。口で加えた箱メガネをのぞき、深さに応じタモを使い分け、ウニを採る。出会うことの少ない希少なウニだから、「幻のウニ」と呼ばれています。

羅臼町の特産品の写真1

ウニ

羅臼町の特産品の写真2

羅臼昆布